【徹底解説】CMSを導入したらできる6つのこと!導入方法も解説
「CMSって何ができるの?」
「CMSは聞いたことはあるけどよく知らない」
「CMSを導入するメリットがわからない」
CMSという言葉を聞いたことがあるという人は多いでしょう。
しかし、CMSで何かできるのか、どんなメリットがあるか知らない方が多いのも事実です。
そこで、この記事では以下の内容を解説していきます。
- CMSとは何か
- CMSの3つの種類
- 導入したらできる6つのこと
- 導入方法5ステップ
- 導入の際の5つの注意点
「CMSとは何かがわからない」とお悩みの方だけでなく、これから導入を考えている方にも読んでもらいたい内容になっています。
ぜひこの記事を参考にしてください。
- CMSとは何か
- CMSの3つの種類
- オープンソース型CMS
- 商用パッケージ型CMS
- フルスクラッチ型CMS
- CMSを導入したらできる6つのこと
- 専門知識がなくてもWebサイトの制作ができる
- Webサイトの改善がすぐにできる
- コスト削減につながる
- パソコンでもスマホでも利用できる
- リンク切れが起こりにくくなる
- 複数の担当者でサイトを管理できる
- CMSの導入方法5ステップ
- 要件を定義する
- サイトデザインを設計する
- CMSを組み込む
- テスト運用する
- 公開する
- CMS導入の際の5つの注意点
- サーバスペックを確認しておく
- 運用フローを決めておく
- 管理コストを把握しておく
- オープンソース型CMSを導入する場合
- セキュリティ対策を万全にする
- まとめ
CMSとは何か
CMSとは、コンテンツ・マネジメント・システムの略称です。
Webサイトのコンテンツを構成するテキストや画像、デザイン、レイアウト情報などを一元管理できます。
そのためWebサイトの専門知識がなくても、サイト作成やサイト運営が簡単にできます。
専門知識を持っている人材が必要ないので、現在多くの企業で利用されています。
CMSの3つの種類
CMSには種類があります。ここではCMSを3種類紹介します。
オープンソース型
商用パッケージ型
フルスクラッチ型
それぞれ詳しく見ていきましょう!
オープンソース型CMS
CMSのプログラムのソースコードが一般に公開されているものです。
オープンソース型CMSは企業での商用利用向けに設計されておらず、小規模なサイト向けです。
メリットは次の通りです。
無料で利用できる
テンプレートの種類が多い
カスタマイズが比較的簡単にできる
一方で、次のようなデメリットもあります。
公式のサポート窓口がない
セキュリティ面で不安がある
無料で利用できますが、セキュリティが弱いといわれています。
利用する際にはセキュリティ対策をしっかりと行いましょう。
商用パッケージ型CMS
システムベンダーが商品として販売しているシステムです。
商用パッケージ型CMSは、中規模から大規模なWebサイトに適しています。
メリットは次の通りです。
サポート体制が充実している
商用利用に適している
不具合や脆弱性に対する保証がある
一方で、次のようなデメリットもあります。
導入するWebサイトの規模に応じてコストが上がる
初期費用が高くなりやすい
費用はかかりますが、トラブルが発生した際には専門的なサポートを受けられるので安心して利用できます。
フルスクラッチ型CMS
構築するWebサイトに合わせて開発されたオリジナルのCMSです。
仕様や基幹システムとの連携など、企業ならではの要素が反映されています。
メリットは次の通りです。
サイト規模を問わずに利用できる
複雑なカスタマイズに対応できる
ベンダーに依頼すればサポート窓口がある
一方で、次のようなデメリットもあります。
導入費用が高額になる
導入までの期間が長い
フルスクラッチ型CMSはサイトの規模を問わず利用できます。
しかし、システムベンダーと連携して一から設計、開発を行うので、導入まで時間がかかり導入費用も高額になります。
CMSを導入したらできる6つのこと
CMSを導入したらできることがあります。
ここでは導入したらできることを6つ紹介します。
- 専門知識がなくてもWebサイトの制作ができる
- Webサイトの改善がすぐにできる
- コスト削減につながる
- パソコンでもスマホでも利用できる
- リンク切れが起こりにくくなる
- 複数の担当者でサイトを管理できる
ぜひ、参考にしてください!
専門知識がなくてもWebサイトの制作ができる
CMSを導入すれば、専門知識がなくても簡単にWebサイトの制作や更新ができます。
たとえばエンジニアがWebサイトの作成を担当している場合、担当者の業務負担は大きくなってしまうでしょう。
CMSを導入すればエンジニアでなくても、Webサイトの制作や更新作業ができます。
そのため、業務の属人化も防げるでしょう。
Webサイトの改善がすぐにできる
Webサイトの更新を特定の担当者が行っている場合は、更新作業に時間がかかってしまう
かもしれません。担当者への業務負担が大きいので、多少の変更だと依頼しづらくなる可能性もあります。
しかし、Webサイトを改善していくことは重要です。
CMSがあれば専門知識がなくても、Webサイトの更新が簡単にできます。
コスト削減につながる
CMSを導入すればコスト削減につながります。
Webサイトの更新を外注している場合は、Webサイトの更新を少し依頼するだけでもコストが発生します。
一度の依頼では費用は少額かもしれませんが、回数を重ねるとコストも増えていくでしょう。
CMSがあればWebサイトの更新を外注する必要がないので、コスト削減につながります。
パソコンでもスマホでも利用できる
CMSはマルチデバイス対応しているので、パソコンでもスマホでも利用できます。
今まではパソコン用サイトとスマホ用サイトで別々に制作や更新作業が必要でした。
マルチデバイス対応だと、パソコンかスマホから一度更新すれば同期されます。
ユーザーもスマホからパソコン版のサイトに誤ってアクセスしてしまうのを防げるので、機会損失も防げます。
リンク切れが起こりにくくなる
CMSを導入するとリンク切れが起こりにくくなります。
リンク切れとは、コンテンツ内のリンク先にアクセスできない状態のことです。
リンク先のページが閉鎖していたり、URLの変更があったりするとリンク切れが起こりやすくなります。
CMSはリンク切れをチェックできる機能があるので、リンク切れが起こりにくくなります。
複数の担当者でサイトを管理できる
CMSはかんたんに権限を付与できるので、複数の担当者でWebサイトの管理や運用ができます。
複数人ではなく一人で管理してしまうと、業務が属人化してしまいます。
担当者が退職した場合、引継ぎがしっかりされていないとWebサイトの更新ができなくなってしまうかもしれません。
サイトの少しの更新でも担当者が窓口になる必要があるので、時間がかかります。
複数の担当者で管理すれば、スムーズにサイトの更新や管理ができるでしょう。
CMSの導入方法5ステップ
CMSを導入するには方法があります。
ここでは実際の導入方法を紹介します。
1.要件を定義する
2.サイトデザインを設計する
3.CMSを組み込む
4.テスト運用する
5.公開する
それぞれ詳しく見ていきましょう!
要件を定義する
CMSを使って何をしたいか要件を定義します。
開発側とクライアントで次のことを明確にしましょう。
費用の見積もり
Webサイトの方向性
CMSにどのような機能が必要か
要件定義はCMS導入の際に最も重要です。
開発コストを抑えて必要な機能を実装するために、要件をしっかりと定義しましょう。
サイトデザインを設計する
要件を定義したら、サイトデザインを設計します。
設計する項目は次の通りです。
テンプレート
ページデザイン
CMSはユーザーが見る側とサーバー側に分かれています。
サイトデザインは、ユーザーが見ている画面デザインを決めます。
CMSを組み込む
サイトデザインの設計ができたら、CMSに組み込みます。
一からCMSを組み込むのは手間がかかるので、既存パッケージを使用するといいでしょう。
一度CMSを組み込むと作り直すのが非常に難しいので、慎重に行いましょう
テスト運用する
最低でも1ヶ月はテスト運用を行いましょう。
テスト運用の確認項目は次の通りです。
データの投入
公開画面
ページの階層構造
公開スケジュール
テスト運用も考慮して、開発期間を設定するといいでしょう。
公開する
公開すると実際に運用できます。
Webサイトの目的に合わせて記事や画像を追加しましょう。
運用後には次のことを行いましょう。
効果測定
マニュアル整備
必要機能の拡張
Webサイトを運用して、正しい効果が得られているか確認するため効果測定は重要です。
効果は記録して、運用の方針に合わせて調整するといいでしょう。
CMS導入の際の5つの注意点
CMS導入の際には注意点があります。
ここでは導入の際の5つの注意点を紹介します。
- サーバスペックを確認しておく
- 運用フローを決めておく
- 管理コストを把握しておく
- オープンソース型CMSを導入する場合
- セキュリティ対策を万全にする
ぜひ、参考にしてください!
サーバスペックを確認しておく
CMS導入の際にはWebサーバのスペックを確認しましょう。
サーバのスペックが不適切だと、コンテンツ量を増やせない可能性があります。
また更新に時間がかかったり、正しく更新できなくなるかもしれません。
CMSを導入する前にはWebサーバのスペックをしっかりと確認しましょう。
判断できない場合は、Web制作会社に相談して確認してみてください。
運用フローを決めておく
CMS導入の前に運用フローを決めておきましょう。
運用フローを決めないままCMSを導入してしまうと、何か問題が起こった際にスムーズに解決できない可能性があります。
事前に起こりうるトラブルを想定して、解決方法を決めておくのもいいでしょう。
運用フローを決めておけば業務をスムーズに行え、トラブルが起きてもすぐに解決できます。
管理コストを把握しておく
CMSは導入したら終わりではなく、管理コストがかかります。
CMSを導入後、すぐに運用はできません。
新しいシステムを導入するためには、操作を覚えたり、既存サイトから移行したりする必要があります。
次のような管理コストがかかる可能性があります。
- 全体の仕様や各機能の運用方法のマニュアル作成
- CMSの使い方がわからない社員への教育
- 機能追加や運用方法が変更になるごとにマニュアル更新
導入後の管理コストは必ず発生するので、把握しておきましょう。
オープンソース型CMSを導入する場合
オープンソース型CMSは、無料で利用できますがサポートがありません。
そのため、CMS初心者には使うのが難しい場合があります。
プログラムの不具合やセキュリティ面のトラブルは自己責任になってしまいます。
初心者はオープンソース型CMSを使用する際には注意しましょう。
セキュリティ対策を万全にする
CMSはセキュリティ面で不安な点が見つかると、改善されてアップデートされます。
しっかり企業が管理しているCMSは手厚いサポートが受けられます。
しかし、アップデートされたから安全ではありません。
またアップデートしないままだと、セキュリティが十分ではありません。
CMSは最新バージョンにしてセキュリティ対策の機能を実装しましょう。
まとめ
CMSを導入すると、専門知識がなくてもWebサイトの制作や更新ができます。
Webサイトを複数人で管理でき、サイトの改善もすぐにできます。
CMSを導入すれば簡単に管理できるので、今までサイト管理を外注していた場合はコスト削減にもつながります。
CMSが気になる方はぜひ調べてみてください。
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